長崎市が平和祈念式典を縮小 感染防止へ例年の10分の1規模に

西日本新聞 徳増 瑛子

 長崎市の田上富久市長は29日の記者会見で、長崎原爆の日(8月9日)に開く長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典は規模を縮小すると発表した。新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、参列者は例年の10分の1に当たる500人に絞り、一般の参列は見送る。

 毎年約5千人が参列する会場のテントで座席の間隔を確保。被爆者や遺族、各国の駐日大使らは参列する予定。恒例となっている合唱団「被爆者歌う会ひまわり」による反核の歌の披露は取りやめるという。

 今年は被爆75年の節目の年で、核拡散防止条約(NPT)の発効から半世紀。田上市長は「全人類が対策に取り組まなければならない新型コロナの影響下だからこそ、核兵器の廃絶を強く訴えられると思う」と話した。

 祈念式典は例年、市内の平和公園で営まれ、投下時刻の午前11時2分に参列者らが黙とうをささげる。(徳増瑛子)

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