「千年に1度」の豪雨想定 福岡市が新洪水ハザードマップ

西日本新聞 ふくおか都市圏版 泉 修平

 福岡市は29日、洪水ハザードマップを9年ぶりに大幅に改定し、市ホームページで公表した。基準となる雨量が2015年の水防法改正に伴い「千年に1度の降雨」に変更されたことで浸水域などが広がり、洪水時に開設できる指定避難所は13カ所減って391カ所となった。

 今回の改定版は、2018年に県が策定した「洪水浸水想定区域」を基に作成。河川決壊の恐れなどで立ち退き避難が求められる区域を示す「河岸浸食」「氾濫流」が反映された。

 その結果、全433カ所の指定避難所のうち、同区域内に位置する18カ所を含む計42カ所が、洪水時に浸水や建物流出のリスクがあることから使用できないことが確認されたという。避難指示・勧告の対象となる小学校区も従来の80から105に拡大している。

 市民への周知に関し、市はハザードマップの冊子での全戸配布を取りやめ、インターネット上での公表を基本とする方式に変更。冊子は各区役所に6月中に置く予定で、希望者は入手できる。市防災推進課は「住んでいる場所ごとに、どのように避難する必要があるかを日頃から考えてほしい」と呼び掛けている。

 「福岡市Webまっぷ」総合ハザードマップ=https://webmap.city.fukuoka.lg.jp/fukuoka/Map?mid=15 (泉修平)

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