【動画あり】バリバリ筑後弁の「自粛犬」動画、再生300万回超の人気

西日本新聞 吉田 賢治

 外で遊び回れないダックスフント「花ちゃん」が、福岡県の筑後弁丸出しで、社会や飼い主への不満をつぶやく。

 おいげんとがっさい やっとマスクば買うてきたじゃん そしたらこい いくらしたち思う? 50枚で6000円だんしたげな ぶぁいた~ ちょいと高かのや~今

 新型コロナウイルスによる緊急事態宣言が出された前後の4、5月、動画投稿サイトユーチューブ」に計5回アップされた「自粛犬」シリーズ。各1~2分の動画で、再生回数はトータルで300万回超と人気だ。花ちゃんがイントネーションもばっちりの筑後弁をしゃべり、ネット上には「もう家族で爆笑です」といったコメントが相次ぐ。筑後弁が分からない人にも受け、標準語訳に解説するサイトも登場した。

広川町出身のISOPPさん制作

 制作したのは同県広川町出身のダンサーISOPP(イソップ)さん(43)=川崎市在住。「最初は巣ごもり中の実家の両親を楽しませるために作った」という。実家の飼い犬をしゃべらせようと思ったは「両親の笑いのツボだから」。制作した動画を両親に送信すると、見せられた近所の人も含めて大爆笑。そこでサイト投稿を思いついた。

 動画は一気に拡散されたが「再生回数を増やすのを目標にはしていないんです。あくまで両親や地元の100人ぐらいを笑わせるために作ったので、そこに多くの人が巻き込まれている感じです」と不思議がる。

 2005年にブレイクダンス世界大会で優勝するなど活躍していたISOPPさん。5年前に命が危ぶまれる難病を発症し、手術を経て乗り越えた。現在はその経験を踏まえ、命がテーマの講演活動も続ける。

 それにしても、高校卒業後すぐに古里を離れたにもかかわらず、今でも見事な方言を使いこなせるのはなぜなのか。「月1回ぐらいのペースで実家に帰るし、こっち(首都圏)でも普段から方言を使ってるからかな」。新型コロナのために2月以降は帰省しておらず、早期終息を願っている。

 要望が相次ぐ「自粛犬」の続編については「楽しみにしている人が多いので、近くアップします」。

(吉田賢治)

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