明治期の商家をホテルに 八女市に2号館、1日開館

西日本新聞 筑後版 丹村 智子

 古い町家を改修した福岡県八女市本町のホテル「NIPPONIAHOTEL八女福島商家町」の2号館となる「大坪茶舗」が完成した。5月30日には地元住民向けの内覧会があり、約150人が見学した。6月1日に開業する。

 明治から昭和20年代にかけて建てられた茶販売の店舗や母屋、蔵を改修し、四つの客室とギャラリーに生まれ変わった。客室にはそれぞれ外に面した玄関を設けた。昭和初期に建てられた蔵を改修した部屋には、茶を乾燥したり、いったりする設備も残り、工房の雰囲気を伝える。時代ごとに屋根の高さや軒の材料が異なるため、外観から町家の変遷を見て取ることもできる。

 料金は1泊2食で1人3万円から3万5千円程度。宿泊客のチェックインや食事は、4月に開業した近くの1号館「喜多屋別邸」で対応する。移動はスタッフが車で送迎する。新型コロナウイルスの影響で休業していた1号館も含め、週末を中心に営業する。

 ホテルを運営するバリューマネジメント(大阪市)の店舗開発部の木村一浩マネジャーは「宿泊しながら、八女茶と日本酒造りが盛んな八女の歴史を感じていただきたい」と話した。 (丹村智子)

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