父は諫高(いさたか)に「どうかこの家にいたことは忘れるなよ」と告げた 言葉を刻む(3)

西日本新聞 社会面

父は諫高(いさたか)に「どうかこの家にいたことは忘れるなよ」と告げた

 (長崎県諫早市、池田オチホさん)

 「諫高」は、飼っていた馬の名前。農作業をよく手伝い、家族の生活を支えてくれた。茶色の引き締まった体つきで、長兄が乗りこなす姿は見とれてしまうほどだった。長兄が出征した後の1943年ごろ、軍馬として徴用された。父親が「馬までも」と嘆いたことが忘れられないという。44年、長兄が南方で戦死したと通知を受けた。諫高の消息は分からないままだ。2017年、86歳の時に本紙取材に語った。

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