あの日、何を報じたか1945/6/2【五月分、いよいよ配給 お味噌と醤油、基準量必ず確保】西日本新聞の紙面から

西日本新聞 福間 慎一

 〈福岡県では塩の大量入荷にともない五月分は味噌一人百五十匁(もんめ)、醤油一人四合を県下一斉に配給する〉

 1匁は3.75グラム、つまり味噌150匁は約562グラム。1合は約180ミリリットル、醤油4合は約720ミリリットル。多く感じるかもしれないが、食が多様化した現在に比べると、当時の食生活では米、味噌、醤油に頼る割合が格段に高かったということだろう。そして「5月分」の配給を報じた記事の日付は「6月2日」だった。

 この記事には関連記事があり、〈砂糖は乳児用だけ〉という見出しで、こう報じている。

 〈福岡県では最近の砂糖入荷状況から砂糖使用は満三歳以下の育児用菓子および母乳不足のため牛乳や粉乳の配給を受けている一歳未満の乳児用のみに制限することになった〉(福間慎一)

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