登校控える生徒へ「教室の授業」ライブ配信 福岡市立学校が新方針

西日本新聞 社会面 泉 修平

 福岡市教育委員会は1日、新型コロナウイルスへの感染を懸念して登校を控えている児童生徒を対象に、学級での授業をインターネットでライブ配信すると発表した。6月中旬までに全ての小中、特別支援学校で実施できる態勢を整える方針。文部科学省によると、公立の小中学校で通常の授業をライブ配信するのは全国的に珍しいという。

 市教委によると、5月28、29日に実施した分散登校では、小中の在校生約12万人のうち、感染を避ける目的などで休んだ児童生徒が約320人いた。基礎疾患のリスクを抱えている子どももおり、オンラインで授業を受けられる仕組みを検討していた。

 授業配信は、教諭に配備しているカメラ付きノートパソコン(PC)やタブレット端末を使用。教卓に端末を置き、教諭や黒板が映るようにする。国語や算数・数学など主要教科を中心に、双方向のやりとりができるアプリなども活用しながら授業を進めるという。

 通信環境がない家庭には、市教委がタブレット端末を貸し出し、通信料の負担は当面求めない。今後は校内で感染者が出て再び休校となった場合などの活用も検討していく。 (泉修平)

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