北九州市、小中で分散登校 5日からクラスター発生受け

西日本新聞 一面 東 祐一郎

 北九州市教育委員会は3日、児童や生徒の新型コロナウイルス感染が相次いでいる市立小中学校について5日から18日まで分散登校を実施すると発表した。クラスを出席番号の偶数、奇数で分けるなどして、同時に登校する各クラスの人数を20人以下に保つ。市内の小学校でクラスター(感染者集団)が発生したとみられることから、保護者などからは再度の一斉休校を求める声が上がっていた。

 市教委によると、小学校は午前中に3こまの授業を行い、出席番号の奇数と偶数に分かれて月曜から金曜まで交代で登校する。中学校は2グループに分け、午前と午後に分かれて登校、1日2こまの授業を行う。市立の小学校は129校、中学校は62校。

 小学校では登校日以外の一部児童の預かりを実施する。市立の幼稚園、高校、特別支援学校などは個別判断を行う。

 同市では守恒小(小倉南区)で同じクラスの児童5人の感染を確認。クラスターが発生したとみられ、3日までに同小を含む小中学校計5校で13人の児童、生徒の感染が判明している。5校は休校中。

 保護者らに感染への懸念が高まり、1日には守恒小周辺の3小学校で2割近くの児童が欠席していた。

 田島裕美教育長は3日の記者会見で「感染リスクを最大限低減させることは必要だが、学びの場の継続もミッションだ。バランスに悩んだが、2週間の分散登校を決定した」と説明した。

 同市では緊急事態宣言解除後、分散登校を経て、5月25日に午前中の授業を開始。本来ならば今月1日から通常授業を再開予定だったが、午前中授業を継続していた。 (東祐一郎)

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