「ほっこりしてもらえたら」ゲストハウスのオーナーが送る小包、好評

西日本新聞 佐賀版 津留 恒星

 新型コロナウイルスの影響で旅行や外出を控えている人たちが明るい気持ちになるようにと、注文者のことを想像して選んだ品物を入れた「わくわく小包み」を販売している。

 中島彩希さん(28)は佐賀県唐津市町田のゲストハウス「鳩麦荘」を経営するが、コロナ禍で4月下旬から休業を余儀なくされた。そこで予約をキャンセルした人やリピーターのために「気持ちを込めて物を送ろう」と小包を思いついた。

 「一日のスケジュールを教えて」「タイムマシンがあったらどこに行きたい」。到着までわくわくして待ってもらうため、送る品物は事前に用意せず、注文者への質問メールなどを基に決める。小説やDVD、食品などジャンルはさまざま。夫との初デートが唐津だったという女性には、夫婦で使える唐津焼のおちょこを入れた。「相手の人生や好みを想像して選ぶことで気持ちが伝わり、喜ばれると思う」

 販売開始から約1カ月で約70人から注文があった。中には会ったことがない人もいて、「いつか泊まってみたい」とうれしい声も寄せられた。

 コロナ禍による厳しい状況は続くが、それでも「休業中も新たな出会いや気づきがあり、マイナスばかりではなかった。先が見通せない部分もあるけど、今できることで多くの人にほっこりしてもらえたらうれしい」と中島さん。

 小包は1500円~1万円の5種類。プレゼント用も可能。鳩麦荘のホームページから注文できる。 (津留恒星)

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