北九州市の休校5校、子どもの心をネットでケア 教師と近況語り合う

西日本新聞 社会面 東 祐一郎

 新型コロナウイルスの「第2波」に見舞われている北九州市で、在校生が感染して休校中の3小学校と2中学校を対象に、子どもたちと教師が近況などを語り合うオンラインミーティングが始まった。国内の多くの学校が通常授業に戻る中、登校できない子どものストレスを和らげる狙いだ。

 「元気にしてた?」-。5日午前、休校中の5校のうち、小中各2校の教師が同市小倉北区の市教育委員会で、インターネットを通じたパソコン画面から、それぞれが担任する子どもたちに語り掛けた。

 初日のこの日は小6と中3の希望者が対象。「先生だ!」「みんなの顔を見て安心した」。教師と子どもたちは声を掛け合い、家での過ごし方やパソコンの操作方法などについて確認した。接続した約40分のうち10分ほどはクラスメートと自由に話し合う時間に。家でのテレビゲームなどの話題で盛り上がったという。

 5月23日以降、同市内では感染が再拡大。児童生徒計14人の感染が確認された。分散登校とはいえ、大半の子どもが授業や友達と遊ぶ機会があるのに対し、14人が通う5校は当面休校が続く見通し。市内で最も厳しい状況に置かれており、市教委はオンラインミーティングによる心のケアを継続的に行う方針だ。

 市内では児童生徒の約6・9%に当たる約4800人が欠席(4日)。多くがウイルス感染を恐れての欠席とみられ、こうしたケースをオンラインでケアすることも検討している。 (東祐一郎)

福岡県の天気予報

PR

福岡 アクセスランキング

PR

注目のテーマ