店舗の透明カーテン、有田焼絵柄で彩る 「地元らしいお迎えを」

 新型コロナウイルス感染症予防のため、店舗の接客窓口などに置かれている透明のカーテンを絵で飾る「おむかえアートプロジェクト」が佐賀県有田町で行われている。無機質なカーテンをにぎやかに飾り、明るい雰囲気を演出して不安を少しでも拭い去ることが狙い。

 武雄市武雄町の喫茶店で4月、同市のアーティスト矢野億子(やすこ)さんがカーテンに絵を描いたことがきっかけ。矢野さんの知人で広告制作などを手掛ける小松大介さん=有田町=がプロジェクトを立ち上げた。

 有田駅前の3店舗では、それぞれの店に合ったデザインの絵を有田焼の絵付師らが描いた。このうち有田観光案内所は、同町の李参平窯の金ケ江美里さんが担当。アクリル絵の具や水性ペンを使い、受付カウンターのカーテンに有田焼伝統のぼたんや唐草、ひょうたんの絵をあしらった。「水分を吸う焼き物とは全く逆の性質で難しい」としながら、熟練の腕前で「有田風カーテン」に変えた。案内所の山口信行さんは「有田らしいお出迎えができる」と喜んでいた。

 矢野さんはカジュアル衣料品店で商品に合ったポップな絵柄を、小松さんは唐揚げ店で店のイメージキャラクターの鶏を描いた。

 料金は2時間程度で描けるデザインでシート1枚につき1万円(税別)。武雄市と有田町以外は交通費も必要。 (古賀英毅)

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