小中高生のスポーツ大会後押し 福岡市が代替開催費を補助

西日本新聞 一面 黒石 規之

 福岡市は、新型コロナウイルスの影響で中止となった小中高生のスポーツ大会の代わりとなる大会の開催経費を補助する方針を固めた。大会中止で最終学年の生徒や児童にやり切れない思いが募っている。練習の成果を披露する舞台づくりを後押ししたい考えで、市内の競技団体や指導者、保護者らが企画する交流大会などに上限5万円を補助する。自治体が独自に代替大会の経費を支援するのは珍しいという。

 中高生のスポーツ大会を巡っては、夏の甲子園大会や全国高校総合体育大会、全国中学校体育大会の中止が決定。それぞれの福岡県大会も見送られ、福岡市では中学の市大会や区大会も中止となった。小学生のスポーツクラブの大会も中止が相次いでいる。

 感染防止を最優先に判断したためだが、目標にしてきた「最後の大会」が消え、やり場のない悲しみが広がっている。保護者や指導者には「区切りとなる大会を」との声も根強く、地域レベルで交流大会などを模索する動きも出ている。

 市は市内の感染状況が落ち着いていることも踏まえ、代替の大会を支援できると判断。15日開会の市議会6月定例会に提案する本年度一般会計補正予算案に、費用約600万円を計上する。 (黒石規之)

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