ジョイフルが200店閉店へ 直営店の約3割、コロナで業績悪化

西日本新聞 仲山 美葵

 ファミリーレストランチェーンのジョイフル(大分市)は8日、直営店の約3割に当たる200店程度を7月以降に閉店すると発表した。新型コロナウイルス感染拡大などによる来店減で業績が急激に悪化しており、不採算店を閉鎖して立て直しを急ぐ。

 同社は今月1日現在、九州を中心に直営店713店(うち7店がジョイフル以外の業態、ほかフランチャイズが54店)を展開している。閉店する店舗数は九州が最も多くなる見込みだが、近年出店を強化してきた関東や東北も対象とする。社員のリストラは予定していないという。

 新型コロナの緊急事態宣言が4月に出されてから、同社は店舗の臨時休業や深夜営業の自粛などを実施。3月の既存店売上高は前年同月比16・1%減だったが、4月は55・3%減、5月は52・7%減と大幅に落ち込んでいる。改正健康増進法の施行で4月から店内が全面禁煙となったことも客数減につながったとみている。

 同社は19年6月期に不採算店の評価額を下げる減損損失を計上するなどして49億3300万円の最終赤字になり、既存店の改善などを進めている。

(仲山美葵)

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