「はかた伝統工芸館」来春解体へ 発掘調査に伴い一時閉館

西日本新聞 社会面 泉 修平

 博多人形や博多織などの伝統工芸品を紹介する福岡市の「はかた伝統工芸館」(博多区上川端町)が、発掘調査のため2021年3月末で一時閉館することが分かった。市は現在の建物を解体し、収蔵品を市博物館(早良区百道浜)に移転して展示する。新たな工芸館については、隣接する冷泉小跡地の利活用策などを踏まえて検討するという。

 同館は築44年の旧冷泉公民館を改修して2011年に開館。展示だけでなく制作過程も紹介し、福博の伝統工芸の情報発信拠点としてイベントも数多く実施している。来館者は毎年10万人を超え、今年2月には100万人に達した。

 市は昨年、冷泉小跡地で平安時代後期の港跡とみられる石積み遺構を発見。これまでに確認されていない博多初期の交易港跡だった可能性があり、発掘を同館にも広げることにした。新たな工芸館の開館時期や場所は未定。

(泉修平)

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