月見しながら川下り…柳川が「日本百名月」の一つに認定

西日本新聞 筑後版 森 竜太郎

 福岡県柳川市の月と掘割の風景が「水郷(すいきょう)柳河の月」として、「日本百名月」に認定された。市は夜の観光客増を狙った整備を本格化させており、相乗効果に期待するが、現在は新型コロナウイルスが影を落としている。市観光課は「ウイルス収束後には、今回得た月という武器も使って全国の観光客にアピールしたい」と意気込んでいる。

 日本百名月は、国内の名月の発掘と観光資源化を目指し、一般社団法人「夜景観光コンベンション・ビューロー」が2016年度から登録を始めた。3月の第5回認定で、書類審査を経て柳川を含む15カ所を新たに選定。累計で百名月のうち52名月が決まった。

 市観光課によると、秋の観月舟や夏の納涼船、白秋祭水上パレードなど、月明かりの下で楽しめる柳川の川下りと掘割の風情が評価されたという。審査には、川下り運航会社「水郷柳川観光」が撮影した、月明かりの下で御花近くの掘割を進むどんこ舟の写真を提出した。

 市は本年度から、観光客の滞在時間延長と宿泊客増につなげようと、夜間の川下りと街歩きのための照明整備を本格化させており、「今回の認定は追い風になる」と話している。

 日本百名月には19年度、全国120カ所のノミネートがあり、県内からは田川市の「たがわ炭坑節の月」とともに初めて認定された。 (森竜太郎)

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