お得「みらい飯」筑後市でも 前払い食事券、各地に広がる

西日本新聞 筑後版 片岡 寛

 新型コロナウイルスの影響で経営が苦しい飲食店を支援しようと、日本商工会議所が旗振り役となったプロジェクト「みらい飯」が、11日に福岡県筑後市で始まるなど筑後地区でも広がっている。利用者が応援したい店に料金を前払いし、後日プレミアム分が付いた食事券を受け取る仕組みで、飲食店は運転資金を早めに確保できるメリットがある。中でも週明けから久留米商工会議所が扱うのは、前払い額の2割ものプレミアムが上乗せされ、お得さが注目される。

 みらい飯は日本商工会議所と、インターネット上で資金を募るクラウドファンディング(CF)のサイトが連携し、各地で実施。

 筑後地区では、6月5日まで募った柳川商議所が123人から241万円を集めた。大牟田商議所は7月3日まで、筑後商議所は7月20日まで募集。いずれも利用者が今後行きたい店をサイト上で選んで前払いすると、後で10%分を上乗せした食事券がもらえる。プレミアム分は柳川と大牟田は店側が、筑後は商議所が負担する。

 一方、久留米商議所の場合は、利用者が選んだ店に前払いすると、10%分を上乗せした額が店に支払われる。さらに利用者が店を訪れると、前払いした額に20%を上乗せした食事券を受け取れ、その場で利用できる。上乗せ分のうち、先に店側に支払う10%分には市の補助金を充て、残り10%分は、店が食事やサービスを提供する形で負担する。

 前払いする金額は3千~3万円の4段階。約80店の参加を見込んでいる。募集期間は15日~7月3日で、目標額を1600万円に設定した。食事券の有効期間は7月中旬から11月末まで。おつりは出ない。

 応援する店を選ばない「地域応援コース」も設定。こちらは食事券は発行せず、集まった支援金は商工会議所が諸経費を除いて参加店舗に均等に分ける。久留米商議所地域振興課=0942(33)0212。

(片岡寛)

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