小2の夏だった…

西日本新聞 ふくおか都市圏版 山本 諒

 小2の夏だった。家族や友人と訪れたキャンプ場の川で溺れかけたことがある。父のサンダルを借りて意気揚々と川の中を散策中、ふわりと右足が浮き上がり、サンダルが川に流されてしまった。なくしたら父に怒られる、と反射的に追いかけた途端…ドボン。幸運にも岩にしがみつくことができ、無事だった▼全国で子どもが川で溺れる事故が相次ぐ。先日、岐阜県の長良川で起きた水難事故では、小4と小2の男児が流され、助けようとした父親が亡くなった。ニュース映像で見た現場は私が流された場所と似ており、ぞっとした。助かる方法はなかったのか、と考えてしまった▼ちょっとした不注意が悲劇につながりかねない。水辺に出掛けたくなる季節だが、川には命の危険が潜むことを忘れてはならない。 (山本諒)

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