佐賀・SSP杯高校スポーツ開幕 剣道団体女子・三養基が最終舞台でV 

西日本新聞 佐賀版 穴井 友梨 星野 楽

 「SAGA2020 SSP杯県高校スポーツ大会」は初日の13日、9競技で選手たちが熱い戦いを繰り広げた。ソフトボールは雨で延期となった。

 剣道団体の男子は敬徳、女子は三養基が優勝。新体操女子では佐賀女子Aが総合35・088点となり、2位に7点以上の差をつけて勝利。弓道女子団体は決勝リーグで全勝した武雄Aが制し、個人では唐津東の古川ひより選手が1位となった。カヌーでは神埼が男子総合1位を飾った。

 14日にはバレーボール男女の決勝や弓道男子、空手道など9競技が予定されている。 

「このメンバーでよかった」

 SSP杯県高校スポーツ大会の剣道女子で優勝した三養基。試合後、涙で喜ぶ仲間の背中をさすりながら、3年生の古川寛華(ひろか)主将は喜びをかみしめた。「高校最後の大会、このメンバーで優勝できてよかった」

 実家が剣道場で、幼少期から稽古に明け暮れる毎日だった。佐賀市の大和中3年時には主将として全国で団体優勝。「地元でもう一度全国制覇したい」。大和中のチームメート、重岡凛咲(りさ)選手、立花愛莉選手と三養基に進んだ。

 昨年の全国高校総体では団体で16強入り。頂点を狙った今年、新型コロナウイルスの影響で高校総体は中止になった。やり場のない気持ちを抱えていたが、SSP杯が開催されることに。「3年間の成果をぶつけて必ず優勝する」。仲間と誓い合った。

 敬徳との決勝は、中堅まで1勝1敗1引き分けの大接戦。副将の立花選手が「隙あればどんどん攻めよう」と食らいつき、胴と小手を決めて勝利。大将の古川主将も「最後は決める」と相手に迫り、引き分けて頂点をつかみ取った。

 それでも「(決勝で)1本も取れなかったのは悔しい」と振り返る古川主将。高校卒業後も剣道を続け、「大学で日本一になり、いずれは世界で活躍したい」と次の目標を語った。顧問の八坂嘉博教諭は「3年生が不完全燃焼で終わらなくてよかった。下級生を指導しながら、稽古は続けてほしい」と選手たちをねぎらった。(穴井友梨、星野楽)

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