原爆被害だけじゃなかった長崎 戦時中の暮らし展に市民寄贈230点

西日本新聞 長崎・佐世保版 徳増 瑛子

 戦地の兵隊に日用品や手紙を送った慰問袋、鉛筆で写し取った国語の教科書…。戦時中の人々の暮らしを伝える企画展が、長崎市平野町の市歴史民俗資料館で開かれている。8月16日まで。無料。長崎で注目されがちな原爆の被害だけではなく、当時の生活の様子を伝えようと資料館が企画し、13年目。市民寄贈の約230点を展示している。

 出征兵士の無事の帰還を祈った千人針をはじめ、食べられる野草を紹介する図説集、ガス弾投下を想定した「防毒面」などが並ぶ。物資不足が深刻な中、不安な日々を送っていたことが伝わる。担当の黒岩秀文さん(64)は「平和の大切さを考える機会にしてほしい」と話している。 (徳増瑛子)

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