忠霊塔の近くの家に荷物を疎開させに【軍国少年日記】

西日本新聞

七月一日(日)曇

 今日は休み。電休日なり。朝八時、てん車で金文堂へ行ってみたが、まだ開いてゐなかった。

 「東海道膝栗毛」をむ。文章は昔のまゝであるが、自分にも分り、面白かった。

 註、「東海道膝栗毛」は、岩波文庫三四五一三四七なり。

 十七時、忠霊塔の近くの家に荷物を疎開させに、父とリヤカーを引っぱって行く。深町さんの親類とのこと。

 動員学徒の腕章を、布に一枚しゃす。

○時警戒警報

十六時半警戒警報

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 【注釈】忠霊塔…国を守るために戦死した兵士たちの霊を祭る塔

※福岡県久留米市出身の竹村逸彦さん(89)が14歳だった戦時中に書いた「軍国少年日記」を、できるだけ原文のまま掲載しています

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