先生の間違ひで説教されるなんて不公平だ【軍国少年日記】

西日本新聞

七月五日(木)

 きのふは、僕は工場へ行かなかったが、しょうすうの者は行ったとのこと。岩熊先生も行かれたといふことだ。今朝、きのふ行かなかった者にたいして、先生のお説教があった。だいたい行かなくてもよいのに、先生の間違ひで、反對にわれわれが説教されるなんて不公平だ。

 九時と十四時に空襲警報発令され、工場を出てがっこうに待避す。

 今日は主として運搬をなす。もう、だいぶん工場になれて、ロールの前にたっても頭痛はしない。

九時空襲警報

十一時警戒警報

十四時空襲警報

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※福岡県久留米市出身の竹村逸彦さん(89)が14歳だった1945年に書いた「軍国少年日記」を、できるだけ原文のまま掲載しています

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