長崎大新学部が大村市へ 新幹線駅隣、移転協議入り

西日本新聞 社会面 山本 敦文

 長崎大と長崎県大村市は18日、文教キャンパス(長崎市)にある情報データ科学部を、大村市に建設中の九州新幹線西九州ルート新大村駅(仮称)東側に移転させるための協議を始めると発表し、覚書を結んだ。移転時期は2025年9月をめどとしている。

 駅東側では22年度の新幹線開業を前に、市が区画整理事業を進めており、大学の誘致で魅力向上を図る。大学は手狭なキャンパスの機能分散で環境を整え、学生を呼び込みたい考えだ。

 覚書は市が土地と建物を整備し、大学に無償で貸与するなどの内容。建物の規模や機能など詳細を協議し、22年までに正式な協定書の締結を目指す。

 今年4月新設の同学部は人工知能(AI)などIT分野の人材育成が目的。移転後、同市で学ぶ学生は2~4年の330人を予定。18日の記者会見で、河野茂学長は「オンライン化が進み、キャンパスが分散しても障害にならない」と語り、園田裕史市長は「IT企業の誘致につなげたい」と期待した。 (山本敦文)

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