疫病退散願い「アマビエ」シール 宇佐の地域おこし団体が製作

西日本新聞 大分・日田玖珠版 吉川 文敬

 1980年代、「ミニ独立国」ブームの火付け役となった地域おこしグループ「新邪馬台国建設公団」(大分県宇佐市)が10年ぶりに活動を再開、疫病を退散させるとされる妖怪「アマビエ」を描いた円形シール(直径9センチ)を製作した。「新型コロナウイルスは友邦国日本の国難」として、低迷する県内の観光産業復活の願いを込めた。

 宇佐にこそ古代国家「邪馬台国」があり、「卑弥呼」もいたとする同公団は1977年、新邪馬台国を“建国”。JR博多駅からミステリー列車「卑弥呼号」を走らせ、邪馬台国論争大会を開くなど、邪馬台国と卑弥呼をキーワードに地域おこしに取り組んだ。2010年で休止していた。

 公団総裁の高橋宜宏さん(68)が宇佐神宮近くで営む飲食店もコロナの影響が直撃。5月は休業に追い込まれ、6月は売り上げが前年同月比で1割以下という。「景気の悪い話ばかり。なんとか明るい話題を」とシールを製作したという。

 高橋さんは「車などに貼って、みんなでコロナ禍に打ち勝つ団結を示したい」と意気込む。1枚30円。同公団=090(3198)5376。 (吉川文敬)

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