核廃絶への思い熱く訴え 高校生平和大使県選考会、17人が参加

西日本新聞 熊本版 長田 健吾

 核兵器廃絶のメッセージを世界に向けて発信する第23代「高校生平和大使」の県選考会が21日、熊本市であった。県内の高校生17人が、平和の尊さや核廃絶への思いを自らの経験を踏まえて熱く訴えた。

 高校生平和大使は1998年、長崎県の高校生2人が国連本部を訪問したことを機に全国へ拡大。熊本では2009年から始まった。核廃絶を求める署名活動のほか、被爆者への聞き取りをもとに小学校での平和学習の講師も務めている。今年は県内から1人、16都道府県から計20人程度選ばれる。

 選考内容は「わたしの平和観」をテーマとした小論文と、スピーチ、面接の3項目。高校生たちは緊張した面持ちで「戦争のことを人ごとにしてはいけない」「私たち高校生の行動でも世界は変えられる」と思いを訴えた。原水爆禁止日本国民会議県協議会の役員らが審査員を務め、選考結果は近く公表される。

 平和大使は例年、8月にスイス・ジュネーブの国連欧州本部などを訪問し、署名提出や国際会議で核廃絶を訴えるスピーチをしている。ただ、今年は新型コロナウイルスの影響で署名活動の自粛が続いており、派遣時期もずれ込む可能性が高いという。(長田健吾)

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