動きだす球児の夏 筑後地区でコロナ下初の独自大会

西日本新聞 社会面 山口 新太郎

 新型コロナウイルスの影響による夏の全国高校野球選手権大会の中止を受け、各地で代替大会が計画される中、福岡県独自の大会に参加しない9チームが対戦する「がんばれ福岡2020 筑後地区高校野球交流大会」(福岡県高校野球連盟主催)が21日、同県久留米市で始まった。

 県高野連によると、高校野球公式戦の開催は、4月に準々決勝で打ち切られた沖縄県の春季大会以来。ウイルス対策を施しながらの“球児の夏”が始まった。

 交流大会は福岡県高野連が5月に代替大会の開催断念を表明したことを受け、筑後地区の高校が「3年生部員に引退試合を」と準備を進めてきた。その後、代替大会開催が決まったが、9チーム(連合チームを含む)は臨時休校でずれ込んだ期末試験や就職準備などで参加を断念。7月19日まで原則1校1試合ずつ行うことを決め、県高野連は公式戦と認めて審判員派遣などで支援することにした。

 初日はベンチでのマスク着用や、バットの消毒など感染対策を施しながら2試合を開催。第1試合に出場した浮羽工の坂田駿主将(3年)は「代替大会に参加したいとの意見もあったが、みんなで相談して決めた。悔いはない」と話した。 (山口新太郎)

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