筑後川の水量大いに増し、頭のところあたりまで【軍国少年日記】

西日本新聞

七月十二日(木)豪雨

 朝より豪雨。今朝の空襲警報により九時一〇分工場に行く。豪雨のため、筑後川の水量大いに増し、流木が多かった。水は、工場のすぐ横の道までたり、モーターの下部は水にひたった。それで、第一ロール工場は作業をしなかった。ただ、第一ロールの中の硫黄等を水にひたらぬやう、第二ロールにうつす作業あり。る友達の家あたりでは頭のところあたりまで水が來てゐるとのことで、いったん工場に出て來たが、早引す。六〇三一工場は、全員三時に作業をおへてたくす。

 註=堤防はくづれていない。

 晩もずっと雨は降りつゞく。腹痛はほとんどよくなった。

○時半空襲警報

十時警戒警報

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 ※福岡県久留米市出身の竹村逸彦さん(89)が14歳だった1945年に書いた「軍国少年日記」を、できるだけ原文のまま掲載しています

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