昨年9月から北九州市八幡西区の支局で働く私にとって毎月第4金曜…

西日本新聞 社会面 西山 忠宏

 昨年9月から北九州市八幡西区の支局で働く私にとって毎月第4金曜午後1時から1時間が、楽しみの一つになっている。地元のコミュニティーFM局「エアーステーションヒビキ」(88・2メガヘルツ)の番組「ラジオ・オレンジカフェ」。同区のグループホームで暮らす認知症のおばあちゃん3人が出演し会話したり、歌ったりする様子が流れる。聴くと、ほのぼのとした気持ちになり、新型コロナの重苦しさも忘れさせてくれる。

 認知症についてはいろいろと記事にした経験がある。強く記憶に残るのは6年前の取材。グループホームの建設計画が持ち上がった九州北部の住宅地で、住民の間に「認知症の人は気持ちが悪い」「叫ばれたら、かなわない」「地価が下がる」などの声があることに衝撃を受けた。

 同番組の開始は昨年1月。狙いは「認知症への偏見の解消」。それを果たした上で、長寿番組になるのをファンとして願っている。(西山忠宏)

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