「どうしたの?」不明小1保護、小学生4人に感謝状 「勇気ある行動」

西日本新聞 ふくおか都市圏版 竹森 太一

 福岡県警糸島署は24日、下校中に帰り道が分からなくなり、さまよっていた糸島市内の小学1年の女児(6)の保護に貢献したとして、東風(はるかぜ)小の児童4人に感謝状を贈った。4人は前田璃乃さん(10)、森菜摘さん(9)、浜田結月(ゆづき)さん(9)の4年生3人と、浜田さんの弟で1年生の新(あらた)君(7)。

 署によると、今月10日午後4時半ごろ、前田さんが、浜田さんきょうだいがいた森さん宅に向かっていると、歩道に座り込んで泣いていた女児を見つけた。「どうしたの?」と声を掛けると「道が分からない。足が痛い」と話すので、すぐに3人に協力を求めて走って女児の元に戻った。その後、一緒に近くの交番に行ったが不在だったため、隣接するラーメン店に声を掛け、糸島署に連絡してもらい無事保護された。

 同時刻ごろ、女児の母親は「娘が帰宅しない。集団下校時に友だちとはぐれたようだ」と署に相談。交番の署員を含め「行方不明事案」として捜索が始まっていた。女児は1時間以上、3キロ弱を歩いていたとみられる。有馬健一署長は「勇気ある、人の痛みが分かる行動で、1人の子どもの命が救われた」と語り掛けて感謝状を手渡した。4人は「助けることができてよかった」「感謝状をもらう時は緊張した」などとはにかんだ。 (竹森太一)

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