HKT市村愛里365日連続SHOWROOM配信 コロナにも、失敗にもめげない

西日本新聞 古川 泰裕

 HKT48の5期研究生・市村愛里(19)が25日、動画配信サイト「SHOWROOM」で、1年間休まず365日連続配信を達成した。8年半の歴史があるHKTでも初めての偉業で、1万人を超える視聴者が祝福した。

 数日前に切ったばかりのショートヘアーに、薄いピンク色のカチューシャをつけた市村は「年越し並に特別な日」と、自らクラッカーを鳴らしてお祝い。ファンから「おめでとう」と祝福されると「とってもうれしいです」と笑顔を見せ、ゼロカロリーのコーラで乾杯した。配信中、ショートケーキを食べながら記者の質問に答え「HKTでは初めてということで、たくさんジャンルがある中で1番になれた。(ファンの)皆さんに支えられて達成できました。ありがとうございます!」とコメントした。配信終盤には、365日達成を記念して特別配信をすることも発表。詳しい日程などは未定だが、連続配信の思い出を振り返る内容になるという。

 2018年11月に加入した市村は神奈川県出身。高校3年になって進路に悩む中、「人生も自分自身も変えようと」HKTのオーディションを受けた。最終オーディションに進む頃には推薦で大学進学が決まっていたが、葛藤の末に「多分ずっと前から心の片隅にあった」というアイドルへの道を選んだ。まだ研究生ながら小気味のいいトークで頭角を現し、一時は卒業生の冨吉明日香に似ていると言われたことも。特長の一つでもある高い歌唱力は先輩メンバーにも勝るとも劣らず、昨年11月に博多座(福岡市)で開催されたHKTの8周年前夜祭では、松田聖子の「赤いスイートピー」を歌唱し喝采を浴びた。

 連続配信は、ファッション誌への掲載権を争った「SHOWROOM」のイベントの延長のような形でスタート。握手会などでファンに「続けてみたら?」と提案されたことが、一つのきっかけだったという。

 配信開始の合図は、ツイッターに投稿する「ショ」のカタカナ二文字。日々の活動の合間や、一日の終わりに配信。活動報告だけでなく、カラオケやグッズ紹介など内容も工夫。2020年の元旦には、家族が運転する車の中から笑顔を届けた。2月には、劇場公演のMCがうまくいかず、自責の念からか泣きはらしながら配信したこともあった。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で活動は大幅に制限されたが、めげずに自宅からコツコツと回数を積み重ねた。

 本人も「生活のルーティンの一部」と明かすほど生活に定着した、ファンとのふれあいの場。記念すべき365日目の最後にはAKB48の「365日の紙飛行機」をカラオケで歌い、これまで通り「また明日ね」で締めくくった。(古川泰裕)

福岡県の天気予報

PR

福岡 アクセスランキング

PR

注目のテーマ