技能検定、7年連続全員合格 大分・日田林工高の3年生

西日本新聞 大分・日田玖珠版 鬼塚 淳乃介

「支え合って頑張った」

 大分県日田市の日田林工高機械科の3年生40人が、国家資格の技能検定3級「機械検査」に合格した。技能検定の全員合格は7年連続。生徒たちは昨年度の検定で既に全員合格し、本年度は別の職種での全員合格を目指したが、新型コロナウイルスの影響で検定が中止となり涙をのんだ。

 同科主任の木下貴紀教諭(43)は「昨年全員合格したから就職対策に時間を取ることができる、と前向きに捉えたい。学習面、技能面ともに準備はできている」と生徒たちの頑張りに太鼓判を押す。

 同高では、専門的な技能が就職に役立つことなどから「機械検査」「機械保全」「機械加工」の三つの職種の受検を推奨。本年度の3年生たちは機械検査を2年時に全員合格。機械保全も35人合格し、2職種取得に期待が高まっていた。

 ルーム長の毛利勇輝さん(18)は「みんなで支え合いながら頑張った。全員合格はうれしい」とする一方、「さらにレベルアップを目指していただけに、検定中止は残念」と話す。

 現在は、授業や週1時間の課題研究に取り組んでおり、7月からは就職活動に向けた対策も始まる。担任の津軽啓二教諭(36)は「今までのクラスでチームワークは一番良い。厳しい時代だからこそ、基本を大事にして活躍できる人になってほしい」とエール。毛利さんは「就職は全員が第一志望に行けるよう一丸となって頑張りたい」と意気込んでいた。

 (鬼塚淳乃介)

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