道路冠水、休校相次ぐ 伊万里市で1時間48.5ミリ

西日本新聞 佐賀版 古賀 英毅 河野 潤一郎 梅本 邦明 穴井 友梨

公民館などへ避難者も

 佐賀県内は25日未明から午前中にかけて県西部を中心に大雨となり、伊万里市では1時間に48・5ミリの激しい雨を観測。佐賀市など10市町に一時、土砂災害警戒情報が出された。学校の休校や、冠水による道路の通行止めなどが相次ぎ、市民生活に影響が出た。

 伊万里、武雄市と有田町は全住民を対象に「避難準備・高齢者等避難開始」を発表。伊万里市は18世帯30人、武雄市は3世帯6人、有田町は10世帯18人が公民館などに避難。それぞれマスクを着用し、「密」にはならなかったという。

 多久市や大町町では一部に避難勧告が出されたほか、白石町、江北町、佐賀市でも避難者があった。同市大和町の川上校区公民館に避難した東島淑子さん(84)は「新型コロナウイルス感染の不安はあったが、昨年の雨のように何があるか分からず怖いので、早めに逃げてきた」と話した。

 交通では冠水などのため武雄市で8カ所、多久市で3カ所、有田町で2カ所が通行止めになった。佐賀市三瀬村の県道では午前6時半ごろに落石が発生。軽自動車が20~30センチの石に当たったが、けが人はなかった。

 県教育委員会によると県立と市町立の高校、小中学校、義務教育学校では計26校が臨時休校。始業時刻を遅らせたり、終業を早めたりする学校も相次いだ。

 (古賀英毅、河野潤一郎、梅本邦明、穴井友梨)

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