長崎で記録的大雨 九州北部は26日も大雨予想、警戒を

西日本新聞 御厨 尚陽 平山 成美

 九州北部地方は25日、梅雨前線の影響で大気が不安定になり、長崎県の一部地域で猛烈な雨が降った。佐世保市付近ではレーダー解析で1時間に120ミリ以上の雨が降ったと推定され、市は避難指示を出した。気象庁は「記録的短時間大雨情報」を発表。26日朝も非常に激しい雨が降る恐れがあり、土砂災害や河川の増水・氾濫への警戒を呼びかけている。

 気象庁によると、対馬海峡付近にある梅雨前線に向かって南から湿った空気が流れ込み、長崎県を中心に積乱雲が帯状に発達。五島市付近では1時間に110ミリの雨が降ったとみられ、「50年に1度の記録的大雨」(気象庁)となった。

 交通機関にも影響し、長崎、佐賀両県内のJR九州の在来線で列車の運休や遅れが相次いだ。長崎空港でも欠航便が出た。

 長崎、佐賀、熊本各県の26日の1時間雨量は、多いところでいずれも60ミリ。午後6時までの24時間雨量は150ミリと予想されている。

 (御厨尚陽)

佐世保では「密」避け避難

 猛烈な雨が降って避難指示が出た長崎県佐世保市では25日、避難所で新型コロナウイルスの感染防止対策が取られた。

 早岐中体育館(同市)では、市職員が避難してきた住民に体調を尋ね、手を消毒。家族ごとに分かれて距離を取るなど感染に細心の注意を払った。

 道の駅「させぼっくす99」(同市)でも、住民同士が距離を取れるよう座布団などを配置。一時10人ほどが避難し、町内会の浜牧次会長(71)は「これ以上増えると密になってしまう」と気をもんだ。

(平山成美)

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