広く真赤に燃えてきれいね 言葉を刻む(23)

広く真赤に燃えてきれいね

 (長崎県西海市、女性)

 夜、空襲を受ける長崎県佐世保市の方向を眺めて思わず「きれいね」と言ってしまうほど幼かった戦時中。終戦後は、友だちと遊んでいる最中でも、アメリカ人の姿が見えると走って隠れた。やがて、学校帰りにチョコレートをもらうのが楽しみになったと振り返る。1945年6月28日深夜から29日未明にかけて、米軍爆撃機B29が141機飛来し、焼夷(しょうい)弾を投下。約1万2千戸が全焼、1242人が犠牲となった。戦後70年に当たり、76歳の時に本紙に寄せた手紙から。

   ◇   ◇

 西日本新聞は戦後75年の節目を多角的に伝えていきます。戦争世代にしか語れない証言、後世に残したい手記、保管している資料などの情報を以下の要領でお寄せください。内容に応じて、記者が問い合わせや取材を行います。

 住所、氏名、年齢、連絡先を明記し、手紙かファクス=092(711)5110、無料通信アプリLINE(ライン)で「あなたの特命取材班」へ。

 【宛先】〒810-8721(住所不要)西日本新聞 あなたの特命取材班

長崎県の天気予報

PR

PR