「日本パラの父」中村氏の遺品展示 大分・別府市に太陽ミュージアム

西日本新聞 稲田 二郎

 「日本パラリンピックの父」と称される故中村裕医師(1927~84)の遺品などを展示する「太陽ミュージアム」が7月3日、中村医師が創設した大分県別府市の社会福祉法人「太陽の家」敷地内にオープンする。

 中村医師は別府市生まれ。64年の東京パラリンピック開催に尽力、日本選手団長を務めた。来年の東京パラを機に、中村医師の功績に改めてスポットを当てようと太陽の家が建設した。

 中村医師が東京パラで着たジャケットや大会ポスターのほか、競技向けに作られた最新のレーサー(車いす)や義足などを展示。「保護より機会を」の理念の下、障害者の就労に取り組む太陽の家の歴史も紹介している。屋外の体験コーナーでは車いすを使ってスロープや段差体験ができる。

 鉄骨平屋建てで、建築面積は約千平方メートル。事業費は3億2600万円で、自治体からの補助金や広く資金を募るクラウドファンディングで賄った。当初は今年3月にオープン予定だったが、新型コロナウイルスの影響で延期されていた。7月4日から一般公開する。

(稲田二郎)

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