大分の3農協が合併 県内は計4農協に再編

西日本新聞 大分・日田玖珠版 鬼塚 淳乃介

 合併を進めているJAおおいた(県農協)、JA玖珠九重、JA九重町飯田の3農協は28日までに、総代会などを開き、合併を承認した。JAおおいたを存続組合として来年4月1日に合併する。

 JA玖珠九重は28日、くすまちメルサンホール(玖珠町)で総代会を開催。石井之俊組合長が「費用増大に対し、収益増となる事業が見込めず組織再編の方向を選択した。高齢化、担い手不足の中、次代を担う若い農家が持続して利用してもらうことが農協の役割だ」とあいさつした。

 合併議案は、承認に必要な総代の3分の2以上の賛成を集め承認。投票結果は賛成391票、反対103票、無効7票だった。

 「合併の議論が拙速」と再考を呼び掛けていた「玖珠郡の農業を考える会」の佐藤和典会長(66)は「ただただ残念。それでも自分たちの農業をこれからもしていくしかない」と語った。

 石井組合長は「組合員の理解が得られ安堵(あんど)した。今あるものを少しでも残しつつ県農協には少しでも良いところを引き上げてほしい」と話した。

 JA九重町飯田は28日に総会、JAおおいたは22日に経営管理委員会を開き、それぞれ合併を承認した。今後県に申請し、認可されれば、県内は4農協(べっぷ日出、大分大山町、下郷)となる。

(鬼塚淳乃介)

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