「第2波抑え込むことができた」 新規感染減で北九州市長が見解

西日本新聞 総合面 内田 完爾

 北九州市の北橋健治市長は29日、記者会見を開き、5月下旬からの新型コロナウイルスの感染再拡大について、「出口にいる。『第2波』については抑え込むことができたと判断している」と述べた。28日までの9日間で、新規感染者が4人にとどまっていることや、市内の医療提供・PCR検査体制の整備を根拠に挙げた。ただ、散発的な発生は続く恐れがあるとして「新型コロナとは長い付き合いになる」とも述べた。

 同市では今月2日以降、1日当たりの新規感染者はゼロか1桁。直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者数は0・42人(28日時点)と、国が都道府県の緊急事態宣言を解除する際の目安とした0・5人を下回った。

 市内で感染者用の病床を約100床確保し、PCR検査は民間委託を開始するなど増強。市長は、第2波から実施した濃厚接触者全員へのPCR検査について「早期発見、早期治療という戦略は有益だった」と強調した。また、第2波は第1波と比べ、無症状者が27・6%から46・3%に増加し、高齢者の感染も10・5%から32・3%に増えているとして市民に注意を呼び掛けた。

(内田完爾)

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