古代米作りにアイガモ一役 壱岐・原の辻遺跡 秋には収穫祭

西日本新聞 長崎・佐世保版 田中 辰也

 長崎県壱岐市の弥生時代の環濠(かんごう)集落跡「原の辻遺跡」(国特別史跡)にある田んぼで、アイガモ約50羽が稲の間を泳ぎ回り、雑草や虫をついばんでいる。

 古代米の「赤米」「黒米」「緑米」を栽培する同市のNPO法人一支国(いきこく)研究会が約30アールに放った。現在は生後1カ月ほど。ふんは肥料になるため減農薬、無化学肥料での栽培が可能だ。

 イタチや野犬よけの電柵で囲まれた田んぼの中を、アイガモが固まりになって泳ぎ回る姿は愛くるしい。稲に穂が出ると食べるようになるため、10月上旬には飼育場に移す。

 弥生時代の稲作に近い状態を再現する狙いがあり、同24日に石包丁を使った稲刈りが体験ができる「刈り入れ祭」、11月21日には刈り取った古代米の料理を振る舞う「収穫祭」を開く予定。 (田中辰也)

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