長崎の観光施設、来場者激減 市内は2-6月で76%減

西日本新聞 長崎・佐世保版 華山 哲幸 平山 成美

佐世保は1-4月で52%減

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で長崎、佐世保両市の観光施設が打撃を受けている。完全な回復には時間を要するとみられ、その間に各施設とも魅力向上を図る。

 長崎市内主要観光9施設の2~6月の来場者は、前年同期比76・1%減の33万880人。県境をまたいだ移動の自粛が要請されていたことや、書き入れ時の4月10日から5月31日までの閉鎖が影響した。

 影響調査の対象は、世界文化遺産の「旧グラバー住宅」があるグラバー園、長崎原爆資料館など。ランタンフェスティバルのショーを一部中止するなどした2月の来場者は、約2割減の17万5897人だった。3月に入ると中国の国際線運休などの影響で約6割減の10万9967人となり、施設の休館が始まった4月は約9割減の1万3589人まで落ち込んだ。

 稲佐山のロープウエーを除く8施設が再開した6月の21日までの統計は、8割減の3万1427人。市観光政策課は完全復活までに2、3年は要するとみており「施設の魅力向上させ、誘客に努めたい」としている。

 一方、佐世保市などによると、ハウステンボスなど主要観光5施設の1~4月の来場者数は56万8436人で、前年同期比52・6%減だった。九十九島パールシーリゾートは4月8日~5月15日に休業した影響で56・7%減。展海峰は6%減にとどまった。佐世保観光コンベンション協会の担当者は「外出自粛に加え、施設の休業が大きく響いた。屋外の展海峰は他施設ほどの落ち込みがなかった」と説明した。 (華山哲幸、平山成美)

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