行橋市副市長に元議長城戸氏 田中市長が意向表明

西日本新聞 北九州版 石黒 雅史

 福岡県行橋市の田中純市長は30日、2人のうち1人が空席になっている副市長に、元市議会議長の城戸好光氏(70)を選任する意向を明らかにした。7月中旬に臨時市議会を招集して提案する。城戸氏は4月の市議選で7回目の当選を果たしたが、6月26日に辞職。これを受け市選管は10日に選挙会を開き、次点の藤本広美氏(73)=当選4回=の繰り上げ当選を決める予定。田中市長は、城戸氏の選任について、市長与党だった藤本氏の繰り上げ当選も「大きな要素」と語った。

 城戸氏は、議会内では市長与党の実力者。田中市長は「30年来の政治的同志。能力、経験ともに申し分なく、議会にも精通している」と、特に議会対策に期待を寄せた。

 田中市長は昨年10月、「市長の補助機関としての役割を果たしていない」として元市職員の松本英樹氏(62)を任期途中で解職。後任は「市議選後に選任しようと考えていた」という。

 ただ、ここにきて急いだ理由は、公職選挙法が「選挙日から3カ月以内」と定める繰り上げ当選の期限が迫っていることを「当然意識してのこと」と語った。市議会(定数20)の勢力は市長与党12人、野党8人だったが、城戸氏の辞職で与党に欠員ができるため「(スムーズに)議案を通してもらうためには、与党の議席確保を意識しなければというのはある」とも話した。 (石黒雅史)

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