オンライン演奏会に園児ら歓声 九州管楽合奏団「工夫して芸術を」

西日本新聞 筑後版 丹村 智子

 九州で唯一のプロ吹奏楽団「九州管楽合奏団」(福岡市)が1~3日、福岡県筑後市の保育園9カ所にインターネットを通して曲を届けるオンライン演奏会を開いている。合奏団は市内のサザンクス筑後のステージで演奏、園児はビデオ会議アプリ「Zoom(ズーム)」などで映像と音を楽しむ。サザンクスの事業で例年、各園を訪れているが、今回は新型コロナウイルス感染防止のため、リモートで企画した。

 このうち楠の実保育園では2日、園児約40人がスクリーンに映し出される演奏を鑑賞した。スピーカーから童謡「かたつむり」や「ドレミの歌」が流れると、歌ったり手をたたいたりした。マリンバを激しく打ち鳴らす「道化師のギャロップ」では、高速のばちさばきに「速い!」と歓声が上がった。楽器を分解して見せたり、クイズを出したりするコーナーもあった。

 野口麗美愛(れみあ)ちゃん(6)は「一緒に歌ったり、笛がバラバラになるのを見たりして楽しかった」と笑顔。西牟田円真園長(73)は「子どもたちが外部の方々と触れあう貴重な機会になりました」と感謝した。

 サザンクス筑後の齋藤豊治館長(66)は「友達と一緒に感動する経験がコミュニケーション能力の向上につながる。コロナ禍の中でも子どもたちは成長する。工夫して芸術を届けたい」と話した。 (丹村智子)

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