ナパーム弾の炎、熊本の街包み込む 米軍機撮影の空襲写真公開

 太平洋戦争末期の1945年8月10日の熊本空襲を米軍機が撮影した写真18枚が見つかり、「くまもと戦争遺跡・文化遺産ネットワーク」の高谷和生代表(熊本県玉名市)が2日、公開した。熊本市街地の住宅や工場などが炎上する様子を克明にとらえた写真は珍しいという。

 高谷氏によると、写真はさいたま市の今吉孝夫氏が昨年3月、米国在住のウィリアム・J・スウェイン氏を経て米国立公文書館から入手。高谷氏らが熊本市の地形などから場所の解析を進めてきた。空襲は、沖縄にいた米陸軍第5航空団第3爆撃機群団の軽爆撃機「A20」もしくは「A27」による、ナパーム弾と落下傘付きM76焼夷(しょうい)弾の可能性が高いという。

 熊本市は1945年7月1~2日と8月10日の2度にわたり空襲を受け、計469人が死亡した。 (和田剛)

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