ギャラクシー賞ラジオ部門優秀賞 「加来耕三が柳川で大河ドラマをつくってみた」

西日本新聞 筑後版 森 竜太郎

 2019年度に全国で放送されたテレビ・ラジオ番組の優れた作品を表彰する「第57回ギャラクシー賞」(放送批評懇談会主催)が2日、発表された。柳川市などが放送枠を購入したRKB毎日放送のラジオ番組「加来耕三が柳川で大河ドラマをつくってみた」の特別番組「超拡大! 放送尺22倍SP」(今年2月11日放送)が、ラジオ部門で大賞(1作品)に次ぐ優秀賞(3作品)に選ばれた。

 番組は、初代柳川藩主・立花宗茂と妻の〓千代(ぎんちよ)を主人公にしたNHK大河ドラマ招致活動の一環。通常放送は15分間で、宗茂をラジオドラマで紹介し、歴史家の加来耕三さんが解説する構成だった。昨年10月から今年3月末まで、毎週月曜日に全26回放送された。

 初回はテレビ朝日の長寿人気アニメ「クレヨンしんちゃん」のパロディー仕立て。少年期の宗茂は日本テレビ系列の「巨人の星」のパロディーで紹介するなど、NHKへの訴求を狙いながらも、挑戦的な放送を続けた。

 今回受賞したのは放送時間5時間半の特別番組。加来さんや金子健次市長が、一連の通常番組の名場面などを振り返った。柳川藩主立花邸御花の仏間(非公開)から現地リポートもした。

 放送批評懇談会は「ラジオの特性を生かし、娯楽性豊かな教養番組に昇華させた」と評価した。

 市は「宗茂公の知名度アップにつながり、大河ドラマ招致へ一歩前進した。今後もラジオ、テレビなどへの露出を増やしたい」と喜んでいる。

 贈呈式は8月上旬に東京都内で行われる予定。 (森竜太郎)

※〓は「もんがまえ」に「言」

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