日田、中津で4万人以上に避難勧告・指示 大雨警戒7日まで続く

 梅雨前線の影響で大分県内では6日、雷を伴った非常に激しい雨が降り、山国川や筑後川などでは水位が上昇し、各地で冠水も相次いだ。日田、中津市で4万人以上に避難勧告・指示が出されたほか、学校では終業時間の繰り上げ、休校措置が取られた。大分地方気象台によると、7日にかけて大気の状態が不安定となり、夕方にかけて雨が降り続く見込み。

 県北を流れる山国川の上流部では午後2時20分、氾濫の恐れがあるため、氾濫危険情報が出され、筑後川上中流部でも氾濫警戒情報が出た。

 日田市では、午後4時半現在、市内13地区の1万2895世帯、3万1061人に避難指示、そのほか市内全域に「避難準備・高齢者等避難開始」を出した。市によると、午後3時時点で大鶴公民館や中津江振興局などに69世帯174人が避難しているという。

 中津市も三光や山国地域などの6261世帯1万3477人に避難勧告。県によると、午後3時時点で42世帯68人が避難している。

 県教育委員会によると、午後4時時点で日田市や中津市などの小中高校73校が終業時間を繰り上げ、2校が休校にした。

 九州豪雨で被災した日田市小野地区の石橋恵子さん(73)は、裏山から自宅に水が流れ込んできたため、家族で市中心部の市複合文化施設アオーゼに避難した。アオーゼでは新型コロナウイルス感染防止対策のため、世帯ごとに間隔が開けられているという。石橋さんは「3年前の九州豪雨の時のようで怖くなった。新型コロナも心配だけど、そうもいってられない」と不安げに話した。 (鬼塚淳乃介、笠原和香子、吉川文敬)

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