気象台「最大級の警戒を」 長崎県内13万人に避難指示 7日も大雨続く

 活発な梅雨前線の影響で九州各地で豪雨災害が相次ぐ中、長崎県内に6日、大雨特別警報が出された。同日午後5時時点で大村市、西海市、東彼杵町の約13万人を対象に避難指示があり、長崎地方気象台は7日も大雨が続くとみて最大級の警戒を呼び掛けている。

 気象台などによると、発達した雨雲が西から県内に次々と流れ込み、断続的に各地で雨を降らせた。レーダーによる解析では、大村市や東彼杵町付近で1時間に約110ミリの「記録的短時間大雨」を記録。本明川と彼杵川が氾濫危険水位に達した。

 気象台は7日午後6時までの24時間降水量を県南部が300ミリ、県北部と五島が250ミリ、壱岐・対馬で150ミリと予想。1時間に70ミリの非常に激しい雨が降る地域もあるとみられ、土砂災害や河川氾濫に警戒するよう求めている。

 県の6日午後のまとめでは、19世帯の22人が避難所に身を寄せた。佐世保市は7日予定の市制施行118周年記念式典の中止を決めた。

 JRは長崎線や大村線の一部区間が運転を見合わせ、列車の運休や遅延が発生した。松浦鉄道は6日に続いて7日も始発から運転を見合わせる。長崎道でも一部区間が通行止めとなり、県本土と離島を結ぶオリエンタルエアブリッジ(ORC)も欠航が相次いだ。

 JR長崎駅で運行再開を待っていた大村市の20代女子学生は「こんなに雨が降るとは。熊本では豪雨災害も起きていて不安」と話した。 (野村大輔、竹中謙輔、坪井映里香、平山成美)

長崎県の天気予報

PR

長崎 アクセスランキング

PR

注目のテーマ