大雨、筑豊でも猛威 彦山川が氾濫、嘉麻で陥没 

 福岡県南部に大雨特別警報が出された6日、筑豊地区でも記録的な雨が降り、河川が氾濫して交通が寸断されるなどの被害が出た。各自治体は避難勧告を出すなど、住民に身を守る行動を呼び掛けた。福岡管区気象台によると、県内は7日も梅雨前線の影響により、おおむね雨が続き、雷を伴い非常に激しく降る所がある。同日午後6時までの24時間雨量は筑豊地区で300ミリが予想されている。

 気象庁によると6日、添田町英彦山で観測史上最大の3時間降水量153ミリを記録する激しい雨が降った。この影響で彦山川が午後2時ごろ、同町下落合地区で氾濫。県道が一時水に漬かった。道路の水は午後3時半ごろに引いたという。近くを車で通った地元住民の男性は「この付近は3年前の九州豪雨でも被害が大きかったところ。当時に比べると増水量はまだましで、何とか通れてよかった」と話した。

 同町によると、この氾濫でけが人や家屋被害は出ていない。町は全域の約1万9千人を対象に避難勧告を出し、6日夕には町内9カ所の避難所に約100人が避難した。

 嘉麻市嘉穂才田では同日午後4時10分ごろ、県道の歩道が幅2メートル、長さ8メートルにわたって陥没した。けが人はなかった。県警は現場を全面通行止めにした。同日午後7時半現在、復旧のめどは立っていないという。

 大雨を受けて、各自治体は警戒を強めた。嘉麻市、桂川町、大任町も避難勧告を出し、6日夕時点で計約80人が避難した。 (田中早紀、丸田みずほ、福田直正、坂本公司)

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