「大雨だから長靴」は厳禁 災害時に注意すべき避難のポイント

西日本新聞 社会面 鶴 善行

 出水期はまだ続き、台風シーズンも控えており、今後も災害に備える必要がある。避難する際に注意する点をまとめた。

 九州大の小松利光名誉教授(河川工学)は、動きやすいスニーカーや運動靴での避難を勧める。側溝やマンホールに足を取られる危険があるため「傘やつえで道路を確認しながら進むことも重要」。水にぬれて低体温症にならないよう着替えの衣服の持参も呼び掛ける。

 熊本県によると、水がたまると動きづらい長靴は厳禁。さらに「外出が危険な場合は、自宅2階など可能な限り高い場所へ避難を」としている。

 新型コロナウイルスの感染懸念もある。避難所の密集を避ける対策として、内閣府は「可能な場合は親戚や知人宅への避難も考えて」と提案。マスクや消毒液を各自で持ち込むよう求める。車中泊については、浸水しないよう周囲の状況を十分確認する必要がある。

 小松名誉教授は「水の勢いは想像より強く、一度倒れたら起き上がることも困難。危険な状況になる前に避難することが大切だ」と指摘した。

 (鶴善行)

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