世界遺産の一部が土砂に埋まる 大牟田市の三池炭鉱専用鉄道敷跡

西日本新聞 ふくおか版 吉田 賢治

 福岡県大牟田市の大雨の影響で、世界文化遺産の三池炭鉱専用鉄道敷跡(延長5・5キロ)のうち宮原町付近で、約10メートルの高さから計6カ所でのり面が崩れ、部分的に土砂に埋まった。同市が7日発表した。すぐそばに立つ同じ世界遺産の宮原坑に影響はなかった。世界遺産登録から8日でちょうど5周年の節目を迎えるが、市は原状復旧を急ぐ。

 市によると、6カ所のうち1カ所は、最長50メートルにわたって崩壊。鉄道敷跡にはレールはなく枕木が並んでおり、そこに大量の土砂が流れ込んだ。世界遺産登録後、土砂被害は初めてという。

 市世界遺産・文化財室は「土砂の流れ込みなので損傷などは比較的軽微ではないか。国史跡でもある貴重な財産なので、国、県とも相談しながら丁寧に復旧に取り組みたい」としている。 (吉田賢治)

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