日田市で130人孤立 玖珠、九重で土砂崩れ 大分県内9日も大雨警戒 (2ページ目)

道路寸断で安否確認できず 日田・中津江村

 日田市では再び筑後川の水があふれ、各地で土砂崩れなどが相次いだ。中津江村では停電なども重なって住民の安否確認ができず、警察や自衛隊などが出動。橋や家屋の被害も新たに確認された。

 同市中津江村では、市中心部とを結ぶ国道をはじめ、各所で土砂崩れなどにより道路が寸断され、集落が孤立した。8日午後、県警交通機動隊がオフロードバイク4台を投入するなど、県警、自衛隊、消防関係者がバイクや徒歩で集落に入り、住民の安否確認を進めた。自衛隊は、孤立した集落の避難所に届ける物資をヘリコプターで輸送した。

 同市天瀬町の天ケ瀬温泉街では水が引いた後の8日、流木や横転した車も残る店や道路で、住民たちが片付けに追われた。和菓子店の田代賢一郎さん(82)は朝から、店に流れ込んだ土砂をスコップでかき出した。2日も続いた被害。「もう気力もないよ」と漏らす一方、「被災して天瀬を離れたいと話す人もいるが、自分はまだ地元で頑張りたい」と話した。

 同市天瀬町赤岩では7日深夜から8日未明にかけて、山が大規模に崩れた。空き家だった1棟が全壊、ほか3棟は半壊や一部損壊の被害を受け、市道が通行止めになった。住民の有吉正博さん(61)は発生の10分ほど前に家族と近くの学校に避難し無事だった。「バキバキという大きな音の後にドンという衝撃を感じた。朝、現場を見てやっぱりか、と落ち込んだ」と話した。

 同市市南友田の庄手川に架かる徳瀬橋(長さ53・5メートル、幅4メートル)も一部が変形して通行止め。増水や流木などの影響とみられる。

 (中山雄介、笠原和香子、鬼塚淳乃介)

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