夏の登下校に日傘を、筑後市が全児童に配布 マスク外す子に配慮

西日本新聞 社会面 丹村 智子

 福岡県筑後市は8日、新型コロナウイルス感染予防策として、市内の全児童2930人分の子ども用日傘を購入し、配布すると明らかにした。今夏は夏休みが短縮されるが、日傘を差すことで登下校時の熱中症対策になるだけでなく、自然に他人と一定の距離を保つことになり、感染を防ぐ効果も期待できるという。

 10日の市議会臨時会に購入費約600万円を含む本年度一般会計補正予算案を提出する。

 市はこれまで、登下校時にはマスク着用を指導し、集団登校の際は縦一列になって一定の間隔を空けるよう指導してきた。だが「暑くなればマスクを外す子が多くなる。日傘を差せば物理的に近づけなくなり、飛沫(ひまつ)感染を防ぐ効果が見込める」と説明した。

 購入する日傘は、晴雨兼用タイプなども含め検討中。市によると、自治体が購入して児童に配布するのは珍しいという。 (丹村智子)

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