敵機の爆音の下で飛行機を作る-なんと働きがいのあることでしょう 言葉を刻む(30)

西日本新聞 社会面

敵機の爆音の下で飛行機を作る-なんと働きがいのあることでしょう

 (福岡県鞍手郡、西川女子青年学校の女性教諭)

 教員を目指す専門学校に在学中、授業がない日を選んで航空機製作所に入所して働いたという女性=当時(23)。国家総動員法をもとにつくられた国民勤労動員署の署長に語った言葉として本紙戦時版で紹介された。<教壇に生かす働く歓(よろこ)び>という見出しの記事で、女性は「(労働した)1か月の生活は生涯において最も忘れ得ない貴い経験」とも語っている。末尾には「下関要塞(ようさい)司令部検閲済」と記されている。紙面の日付は1944年8月15日。その1年後の紙面には無条件降伏の見出しが躍ることになる。

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